
福島県矢祭町で「キミを伝える絵本教室」の第1回を開催しました。
この教室は、中学生のみなさんが絵と言葉を使いながら、自分自身の思いや経験を見つめ、それを自分らしく表現していく全2回のプログラムです。
私は、「正直さ」というものは他者から評価されるものではなく、自分自身だけが評価できるものだと思っています。
いま、自分は本当は何を感じているのか。
何が好きで、何に心が動くのか。
そんなことを見つめる時間は、案外少ないのかもしれません。
初回となる今回は、参加者のみなさんと一緒に、絵を描いたり、アイデアを出し合ったりしながら、物語づくりの入口を体験しました。
「お金も時間もすべて自由になったら、あなたはどこへ行きたい?」
そんな問いに、それぞれが思い思いの答えを絵にしていきます。
友人との会話の中で、自分の願望や感情が少しずつ変化したり、誰かの話に共感したり、意外な発見が生まれたり。
絵や物語を通して、自分自身や他者を面白がりながらコミュニケーションする時間になりました。
「こんな発想があったんだ!」
「それ、おもしろい!」
教室のあちこちでそんな声や笑いが生まれ、ひとりのアイデアが誰かの発想を広げていく様子がとても印象的でした。
この絵本づくりは、絵を上手に描くことが目的ではありません。
自分の中にある気持ちや記憶、想像を形にし、それを誰かに伝えてみること。
そして、そのやりとりの中で、自分自身のことを少し知り、他者の世界にも触れてみること。
この教室が、そんな時間になればいいなと思っています。
来月はいよいよ第2回です。
今回まかれた種が、どんな物語へ育っていくのか。私も今から楽しみにしています。
なお、当日の様子はNHK福島のニュース番組でも紹介していただきました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
